こんにちは、健康趣向のyamatoです(^^♪
今回は前回のアガベシロップに続いて低GI甘味料のココナッツシュガーについて解説していきます。
天然の甘味料でGI値が低いためダイエットを考えている方は安直に使ってしまいやすいココナッツシュガーですがメリットとデメリットをしっかり理解してから使いましょう!
GI値【ジーアイ値】とは
GI値とは食事後120分の間に血糖値がどれだけ上昇するかを示した指標のことです。
ブドウ糖(グルコース)=100を基準にGI値が設けられており、GI値が100に近いと食事後すぐに血糖値が上がってしまい糖質が脂肪に置き換わってしまいます。
逆にGI値が低い食品は血糖値の上昇を穏やかにしてくれ食べたものが脂肪になりにくく、仮にカロリーが高い食事をしても太りにくい特徴があります。
そのため、低GI食品は健康診断で食生活改善を指摘された方やダイエットを始める方にはすごく重要な食品です。
低GIのココナッツシュガーって何なの?

皆さんはココナッツシュガーと聞いたら「うーん、よく分からないけどココナッツの果汁を乾かしたものなんでしょ?」と思うはずです。
実は、違うんです!!
実からではなくココナッツの花から取れる蜜(みつ)から取れる甘味料なんです!
そして花から取れた蜜を煮詰めてできるのがココナッツシュガーになります。
味は黒糖に少し似た感じでコクがあってキビ砂糖を使っている方は使いやすいかもしれません。
ココナッツシュガーのメリット

- 低GIで血糖値が上がりにくい
- イヌリンで整腸作用がある
ココナッツシュガーの一番のメリットはイヌリンが含まれていることです。
イヌリンは玉ねぎ、ゴボウなどに多く含まれている水溶性食物繊維です。
このイヌリンは凄く優秀で腸内で乳酸菌などのエサとなってくれるので、腸内環境を良くして便秘を解消してくれる効果が有ります。
これはアガベシロップにも同様に含まれていてダイエット中の方には腸内環境を整えるのでお勧めできるポイントです!
ココナッツシュガーのデメリット

これはアガベシロップ同様、果糖(フルクトース)の割合が多い事です!
フルクトースが多く含まれていると血糖値は上がりにくく低GIになりますが
肝臓にかかる負担が大きく糖尿病になってしまっている方は症状がひどくなるなど研究データも出ています。
それだけでなく、肝臓は体の毒を解毒する役目から随時負担がかかっている臓器です。
そこにココナッツシュガーを摂り通常よりも肝臓に負担をかけてしまうと体の回復をすることができなくなり、寝ても疲れが取れない・病気が治りにくくなる・頭がパッとしない・ストレスを感じやすいなどいろいろなデメリットが出てきやすくなります。
肝臓に負担をかけていない方にはお勧めできるのですが、なかなかそういう方が居ないためお勧めしにくいのが現状です。
毎日使うのではなくちょこちょこ使うのにはいいかもしれません。
ココナッツシュガーはいい甘味料なのか
私は週に2~3回の置き換えには良いと思いますがあまりお勧めはしていません。
なぜかというとダイエットをしている人のほとんどが筋トレを併用しながらのため肝臓に負担をかけている方が多いからです。
家族で肝臓が弱い方が居る方は気を付けてみてください。
目の前の痩せる目的だけでなく今後の人生を見据えた選択が良いと思います。
砂糖と比べ低GIで腸に良いメリットを理解しつつ肝臓に負担をかけないよう管理して行きながらココナッツシュガーに向き合ってみてください。
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